菊谷組の仕事を徹底解説②120トンの橋が落ちない謎。コンクリートに「ストレス」をかける魔法の技術とは?
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徳島県民なら誰もが知っている
ショッピングモール「ゆめタウン徳島」。
実はその前の大きな道路に架かっている「あの橋」、
トップクラスの超絶ハイテク技術で
作られているのを知っていましたか?
大学でコンクリートをガチ研究していた
菊谷組の専務が、
その凄さを世界一わかりやすく解剖します!
巨大な橋のパーツは、実は「バラバラ」でやってくる!
ゆめタウン前の橋のように、
道路をまたぐ巨大なコンクリートの
梁(専門用語で「桁:けた」と言います)は、
最初からあの長さで作られているわけではありません。 なんと、1本の桁が5つにバラバラに分割された
状態(セグメント)で、
昼間に巨大なトレーラーに乗って現場にやってくるのです。
「えっ、バラバラのコンクリートを繋げただけなら、
車が乗ったら真ん中からバキッと折れて落ちちゃうじゃん!」
と思いますよね。笑
そこからが土木マジックの始まりです。
接着剤は気休め!?麻雀牌とビーズから学ぶ合体ワザ
昼間のうちに、まだ土だった駐車場スペースに
5つのバラバラなパーツを一列に綺麗に並べます。
パーツの接合面には一応接着剤を塗りますが、
専務いわく「そんなのはただの気休め」だそうです。笑
では、どうやって1つにするのか?
答えは、パーツの中に太いワイヤー(超強力なピアノ線)
を何本も貫通させ、それを特殊な油圧ジャッキで
「クソほど笑(もの凄まじい力で)」引っ張るのです!
📚 教科書やマンガ本でイメージしてみよう! 学校の机や本棚で、横一列に並んだ5冊の本をイメージしてください。その両端を右手と左手で持って、真ん中に向かってギューーーッと強く挟み込むと、本同士がしっかりくっついて、そのまま一気に持ち上げることができますよね? もし挟む力が緩んだら、真ん中の本がストンと下に落ちてしまいますが、横から強い圧力をかけ続けていれば、バラバラの本がまるで「1本の硬い固まり」のようになります。橋のパーツもこれと全く同じ原理です。
こうして昼間に組み立てた120トンの桁を、
夜中、道路を通行止めにして2台の
巨大クレーンで夜空高く吊り上げ、
道路の上にガチャンコとかけます。
このスリリングな作業を5日間繰り返すことで、
私たちが毎日見ているあの大きな橋が完成したのです。
柱を減らして景色をスッキリさせる「土木のロマン」
次にゆめタウン徳島に行くときは、
ぜひ橋を下から見上げてみてください!
「あ、5本の桁が並んでる!あのなかにワイヤーが通って、
クソほど引っ張られてるんだな…」と、
土木のプロたちの魂を感じてもらえるはずです!






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